「伊勢の造船資料を継承する会」での講演関連資料
鳥羽商船高等学校 名誉教授
日本船舶海洋工学会 造船資料保存委員会
伊藤政光
「造船図面を読む愉しみ ~大湊造船資料で知る技術と時代~」 (10ページ)
日時 : 平成27年2月22日(日曜日)午前10時~午後5時
場所 : 伊勢市労働福祉会館、
内容 : 旧市川造船所の造船資料展示及び講演会
主催 : 伊勢の造船資料を継承する会
伊勢市大湊は古くから造船が盛んであり、豊臣秀吉の「日本丸」をはじめ日本の歴史に残る船を生み出してきました。その中でも元禄15年(1702)創業の市川造船所は、白瀬南極探検隊が用いた 「開南丸」(前身は郡司成忠大尉の北千島探検船「第二報效丸」)、北海道大学の 「忍路丸(初代)」(後に海洋少年団の「義勇和邇丸」)等を建造したことで有名です。
- ・洋式木造船の導入とあいのこ船(1)安全丸(2)第二房総丸(3)大栄丸
- ・こんなものまで.. 市川造船所の幅広い建造能力(1)濃勢丸(2)ドック扉船(3)水中展望台
- ・海外への進出(1)南鵬丸(2)第二莞島丸(3)ふじ
- ・戦争の影戦時標準船
「続・造船図面を読む愉しみ」(スライド 64枚)
2016.02.21
伊勢市労働福祉会館
主催 :伊勢の造船資料を継承する会
記念講演 :『続・造船図面を読む愉しみ~市川造船建造の初期洋式木造漁業指導船について~』
講師 :伊藤政光 (鳥羽商船高等学校 名誉教授)
- ・ 初期の純帆走指導船である山口県の 「珍彦丸(うずひこまる)」 および 「豊國丸」
- ・ 和歌山県の 「那智丸」
- ・ 静岡県の 「富士丸」 = 我が国での漁船動力化の先駆け
- ・ 三重県の 「三水丸」 = 吸入ガス発動機
- ・ 三重県の 「五十鈴丸」 = ディーゼル機関
「見て聞いて感じる造船資料展示会 そこにある伊勢の造船の歴史と文化」(チラシ 1枚)
2016.02.21
伊勢市労働福祉会館
主催 :伊勢の造船資料を継承する会
「伊勢の造船資料を継承する会2016展示会報告」(3ページ)
1.日時および会場平成28 年(2016) 2 月 21 日(日)10 時-17 時
伊勢市労働福祉会館 (伊勢市勢田町613-13) 2F 大会議室
2.来場者数最終的に 93 名
3.展示内容「初期木造漁業指導船」を主なテーマとして、その中で特徴ある船についての展示。
大湊町造船の歴史の概要、市川造船の洋式木造船技術習得についても展示。
4.講演伊藤政光 : 「続・造船図面を読む愉しみ市川造船建造の初期洋式木造漁業指導船について」
来年度は景山先生(元伊勢工業高校造船科)「大湊造船徒弟学校について」