資料名日本近世造船史 大正時代
製作年代 | 1935年(昭和10年)12月15日 発行 |
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製作者 | 造船協会(現、日本船舶海洋工学会) |
形式 | 本編:676ページ、挿入図:第1図~第86図、付図:第1図~第53図 |
寸法 | 本編:270mm x 200mm x 44mm、付図:270mm x 200mm x 20mm |
(1)造船協会(現、日本船舶海洋工学会)は1911年(明治44年)1月に「日本近世造船史」(明治時代)を発行したが、その後の我国造船業の進歩発達は著しく、殊に世界大戦中における大飛躍のような造船史上特筆すべき多くの出来事があったことに鑑み、1923年(大正12年)4月に「日本近世造船史」の続編を編纂することが決定された。編纂は「日本近世造船史」(明治時代)と同様に委員会組織で行われ、途中関東大震災に見舞われ資料収集に困難を来たし編纂事業の繰り延べがあったが、1935年(昭和10年)12月に「日本近世造船史 大正時代」として発行されるに至った。本書の内容は明治末期から昭和初年までの記録となっているが、大正13年以後の記事には精粗・長短がある。
(2)「日本近世造船史 大正時代」の内容概要は次の通りである(詳細は下記PDF「目次」参照)。
第一編 帝国海軍
第二編 帝国海商
第三編 造船教育および研究機関
第四編 雑
挿入図:第1図~第86図
(3)本書別冊として「日本近世造船史 大正時代 付図」があり、各船舶の一般配置図や主機関図が収録されている(第1図~第53図)。
(4)本書の全文PDFが国立国会図書館デジタルコレクションに登録されている(下記書籍名をクリックしてリンク)。