資料名軽吸い上げ比重計
寸法 | 縦 340mm、横 450mm、高さ 100mm |
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材質 | ガラス |
本品は軽吸上げ比重計である。比重は水4℃の密度を基準として測定されるが、大まかに分類すると、水より重い液体を測定する比重計と、水より軽い液体を測定する比重計に分けられる。本品は水より軽いものを測定する比重計である。
測定は、浮秤(ふひょう)を試料中に浮かべて目盛りを読むことにより行われるが、本品には12個の浮秤(長さ 158mm、胸部 14φ)がある。
浮秤は材質はガラスで、浮力のある胸部と目盛りのある頚部、鉛の小さな玉を入れ、重さの調整をしている下部からなっている。
また本品にはスポイトが2本(長さ 400mm、ガラス部 30mmφ、22mmφ)ある。
「吸い上げ式」となっているので、スポイトの中に浮秤を入れ、その状態で試料液を吸い上げ、浮標を浮かせて比重を測定する方式と推定される。これにより液体を汲み上げ別の容器に移したり、測定後、液体を元に戻したりする作業が軽減される。