資料名竣工記念絵はがき 「フェリー阪九」
船名 | フェリー阪九 |
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船主名 | 阪九フェリー(株) |
造船所名 | 林兼造船下関造船所 |
船種 | カーフェリー |
製作年代 | 1968年(昭和43年)8月 |
製作者 | 阪九フェリー(株) |
寸法 | 170mm x 110mm |
1)竣工:1968年(昭和43年)8月
2)主要目:
全長=127.7m、型幅=22.4m、型深さ=6.4m、満載喫水=4,4m、総トン数=4,990T、旅客=1,200名、トラック・バス=70台、乗用車=60台、主機=ディーゼルエンジンx2基(出力:3,600BHPx2)、推進器=2軸、航海速力=18kts
3)それまでのフェリーの航路が瀬戸内海の島々を結ぶ航路、本土・離島間や海峡横断航路、東京湾や伊勢湾など最短距離を結ぶ航路であったが、本船はトラック輸送を主とする国内初めての長距離フェリーで、神戸~小倉間の幹線道路や鉄道と並行する航路に就航し成功して、これを契機に瀬戸内海や外洋を航路とする大型長距離フェリーが次々に建造された。これにより船上の輸送中トラック無人化などの合理化、戸口から戸口への海陸一貫輸送が行われるようになり、環境問題、省エネルギー化にも貢献した。