• 資料番号018042

資料名船の絵入りクリスマスカード(第1類)(油絵プリント) S.S.”KATORI MARU”

  • 資料番号018042
  • 資料名船の絵入りクリスマスカード(第1類)(油絵プリント) S.S.”KATORI MARU”
  • ジャンル船の姿
  • カテゴリ船や海に関する美術
船主名 日本郵船株式会社
造船所名 三菱・長崎
船種 貨客船
製作年代 1985
製作者 ロイド船級協会
使用時期 1985
形式 カラープリント 2枚折りカード
寸法 195 x 133 mm
材質

ロイド船級協会のカードは船について丁寧に解説しているが、このカードではRegister Bookの該当ページのコピーを載せている。

香取丸は1913年から1941年まで就航した。 彼女は神戸から英国、アメリカ、ヨーロッパと旅をした、近海航路の最後の年まで。 香取丸は1941年12月23日クチン・サラワクで沈められた。

この船は大正年間の1912年から1925年の間に三菱・長崎で造られた4隻の貨客船にうちの1隻である。 そしてこの船だけが”Compouned Reciprocating Engine”を搭載していた。 掲載したRegister Bookのアブストラクトはこの船が10513総トンの船として1913年最初に入級したときのものである。 ロイドクラスの+100A1を取得し、三菱・長崎で、日本郵船のために建造されたことを示している。

この絵は日本郵船社の提供によると書かれているが、画家の名前は判らない。 しかし、追い風の中を黒煙を前になびかせながら大波の中を走る姿は勇壮であり、感動を呼ぶ、荒れている海や空の描写も素晴らしい名画である。 通常は煙を後になびかせている構図が多い、追っ手で走るのは帆船時代の全力疾走の情景である。 珍しい構図と言うべきであろう。

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