• 資料番号169001

資料名名村造船所百年史(1911~2011)

製作年代 2012年(平成24年)1月発行
製作者 株式会社名村造船所
形式 単行本、ケース入り
寸法 A4判(210mm x 297mm)、厚さ 25mm、333ページ
材質 印刷用紙

株式会社名村造船所は、創業者名村源之助が1911年(明治44年)2月に大阪安治川河口の「上野鉄工所」の設備を利用して造船事業を開始し(創業)、1913年(大正2年)5月に大阪木津川の難波島に移り「名村造船鉄工所」を設立したのに始まる。1931年(昭和6年)4月には株式組織に改組され、我が国の中型船建造造船所としての重要な地位を築くに至った。

名村造船所の社史としては、1967年(昭和42年)4月に創業55年を迎えるにあたって、半世紀に渡る名村造船所が歩んできた足跡を纏めた記録「造船55年(名村造船所)1911~1967」が発行されている(資料番号116071参照)。
2011年(平成23年)2月13日に創業100周年を迎えるにあたり、名村造船所100年の歴史が「名村造船所百年史 1911~2011」として編纂された。
本書「名村造船所百年史」の第5章までは、先に発行された「造船55年(名村造船所)」の内容と同じであり、第6章以降がその後の約45年間、造船業界の好況・不況の波の中を果敢に歩んできた名村造船所の歴史が、新設造船所「伊万里工場」(*)の業績を中心に記述されている。

(*)新設造船所「伊万里工場」(佐賀県):大阪万博が開催された1970年(昭和45年)前後からの世界的な経済発展の中で、造船業界では船舶の大型化の時代に入り、名村造船所でも年来構想し適地探しに取り組んでいた新造船所計画が1971年(昭和46年)には実現に向けて大きく前進し、1972年(昭和47年)10月に「伊万里工場」の建設起工、1973年(昭和48年)12月に生産を開始した。

目次概要(目次全文はリンクファイル「目次(PDF)」を参照)

沿革編
序章 創業前後 明治11年(1878)~大正2年(1913)
第1章 名村造船鉄工所の誕生 大正2年(1913)~昭和5年(1930)
第2章 株式会社名村造船所の設立と発展 昭和6年(1931)~昭和20年(1945)
第3章 戦後の再出発と計画造船 昭和20年(1945)~昭和29年(1954)
第4章 「造船大国日本」を背景に 昭和30年(1955)~昭和38年(1963)
第5章 未曾有の造船ブームのなかで 昭和39年(1964)~昭和45年(1970)
第6章 大型タンカー時代から造船不況へ 昭和46年(1971)~昭和54年(1979)
第7章 ミニブーム後の円急騰と韓国の台頭 昭和54年(1979)~昭和63年(1988)
第8章 造船不況からの脱却とゆるやかな需要拡大 昭和63年(1988)~平成12年(2000)
第9章 熾烈な国際競争と造船ブームの再来と終息 平成13年(2001)~平成23年(2011)
資料編
年表

目次

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