資料名船の歴史 第2巻 近代編(船体)
製作年代 | 1954年(昭和29年)8月31日 発行 |
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製作者 | 著者:上野喜一郎 (出版社:天然社) |
形式 | 299頁 |
寸法 | A5版(210mm x 148mm)、厚さ:15mm |
(1)本書は、「船の歴史 第1巻 古代中世編」の続編で、「船の歴史 第2巻 近代編」として19世紀以降の船の発達の跡を辿るものである。
近代に入って造船材料の変化(木材から鉄材に、さらに鋼材に)、船型の大型化、推進方式の変遷(帆から蒸気機関へ)、建造法や安全対策の進化等々各方面において革命的な変化がみられるため、説明の便宜上、船体・動力・諸設備等の各方面に区分するのが適当として、本第2巻では船体に関して述べている。
(2)「船の歴史 第2巻 近代編」の目次(内容概要)は次の通りである。
Ⅰ.船の材料
1.木船
2.木鉄交造船
3.鉄船
4.被覆船
5.鋼船
6.コンクリート船
7.軽金属船
Ⅱ.船の構造
1.船体構造の変遷
2.木船構造の改良
3.鉄鋼船構造の発達
4.二重底及び水槽
5.船体の構造方式
6.材料の接合
7.特殊構造
8.船体の強さ
Ⅲ.船の形態
1.船体
2.船首尾
3.上部構造
4.船の形態の変遷
Ⅳ.船の安全
1.船体の構造
2.満載喫水線
3.水密区画
4.防火区画
Ⅴ.船の大きさ
1.船の大きさ
2.船の積量
3.船の大きさの推移
4.船腹の推移
付録:汽船の発達史上有名な船の要目(1)