資料名縮尺現図
製作年代 | 1960年代 |
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製作者 | 大崎海星高校生徒 |
使用時期 | 1960年代 |
寸法 | 図1:750mm x 750mm方形 図2:750mm幅 x 数メートル長さ 図3&4:1560mm幅 x 数メートル長さ |
材質 | テトロンフィルム |
造船の現図は当初は現尺で現図場で製図するのが一般であったが、戦後縮尺でフェアリング作業を行う方式が開発された。これに伴って工業高校における実習も縮尺現図で実施するようになった。ここに示す現図は1/10縮尺で書かれており、用紙は当時は「マイラー」と呼んでいたが、これは1950年代にデユポンが世界で初めて工業化に成功したPETフィルムで、主として包装用に用いられた商品の名前である。日本ではテトロンフィルムの名前で帝人などが作っていた製図用フィルムが使われていた。