資料名「ストリップ法比較計算小委員会」関係資料
東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、「ストリップ法比較計算小委員会」関係の資料について整理し概要調査した結果を示す。
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ストリップ法、船体運動計算、ストリップ法比較計算小委員会 | ||||||||
資料作成時期 | 1973年~1974年(昭和48年~49年) | ||||||||
内容説明 | ストリップ法とは、三次元船体に働く流体力を計算する手法である。船体をカマボコを切るように輪切り(ストリップ(帯)状)にし、各ストリップに働く二次元流体力を船長方向に積分することにより、三次元船体に働く流体力を算定することから、ストリップ法と名付けられた。昭和40年代に、電子計算機の発達にともない実用化された。「ストリップ法比較計算小委員会」(以下、「小委員会」と記す)は、昭和48年に日本造船学会試験水槽委員会第2部会耐航性分科会において設置された。委員長は高石啓史氏(船研)で、その趣旨は、「斜波中の船体運動計算の必要性が増し、多くの場所でストリップ法計算を実用している。しかし、縦運動と比較して横運動は、計算法がまちまちであり計算例も少なく、計算の比較が行われにくい。そこで、同一のデータを用いて計算し、計算法間の比較を行う。」と言うもので、小委員会には23の機関(大学、研究所、協会、会社)が参加し、15の機関が計算を実施した。昭和48年5月16日(第1回)以降5回の小委員会と、2回の幹事会を開いた。小委員会での検討結果は報告書に纏められて、昭和49年7月11日の試験水槽委員会第2部会に提出された。 ここに収蔵する資料は概略次のとおりである。資料番号サブナンバーを付し、詳細はリンクファイル「052129資料リスト」に示す。
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リンク ファイル |
052129資料リスト(PDFファイル) | ||||||||