資料名「RR5(小型船舶安全性)」関係資料
東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、「RR5(小型船舶安全性)」関係の資料について整理し取り纏めた結果を示す。
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RR5、小型船舶、モーターボート、遊漁船 |
資料作成時期 | 1969年~1971年(昭和44年~46年) |
内容説明 | RR5とは、日本造船研究協会 第5基準研究部会のことで、基準研究部会は、第1(RR1)から第5(RR5)まであり(昭和45年当時)、東大がRR5の部会を委託され、元良誠三教授が部会長として実施された。資料が作成されたのは、昭和44年~昭和46年である。
RR5(第5基準研究部会)は、小型船舶の安全性で、対象は「遊漁船」、「モーターボート」であった。 資料としては、委員委嘱についての書簡、委員会の議事録、小型船舶(遊漁船、モーターボート)の実船調査表、規制すべき安全基準の事項と内容の程度、それらをまとめた調査報告書等である。 RR5で対象となるのは小型船舶(遊漁船、モーターボート)であるが、昭和45年頃はこれらは船舶安全法の検査の対象から除外されていた。船の大きさは遊漁船で総トン数5トン未満、漁船で総トン数20トン未満である。 これらの船舶について、構造、設備、安全性等について、適切な諸標準の確立が望まれており、第5基準研究部会が設けられ検討が行われた。委員会では遊漁船、モーターボートの実船調査の計画書がまとめられ、それに基づいて実船調査が行われ、安全基準として規制すべき事項と内容の程度について検討された。 一連の資料の概要はリンクファイル「052144資料リスト」を参照下さい。 |
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052144資料リスト(PDFファイル) |