• 資料番号038021

資料名竣工記念絵はがき 「白鳳丸」

船名 白鳳丸
船主名 東京大学海洋研究所
造船所名 三菱重工業(株)下関造船所
船種 海洋研究船
製作年代 1989年(平成元年)5月1日
製作者 三菱重工業(株)下関造船所
寸法 170mm x 110mm

1)竣工:1989年(平成元年)5月1日

2)主要目:
全長=100.00m、垂線間長=90.00m、型幅=16.20m、型深さ=8.90m、満載喫水=6.00m、総トン数=3,987T、主機=ダイハツ6DSM-28N 4サイクルディーゼル機関x4基 (1,900BHPx4)、推進器=4翼可変ピッチプロペラ(ハイスキュー型)2軸×2舵、航海速力=16kts

3)乗組員=54名、研究員=35名

4)初代「白鳳丸」(1967年(昭和42年)3月竣工)が就航して以来20年の歳月を経る間に、海洋科学の発展による地球規模での海洋研究の必要性、最新の調査観測機器や先端技術を駆使した研究領域の拡大、多くの国際共同研究提案・発足は、さらに強力な新鋭大型研究船を必要とするようになり本船「白鳳丸」(2世)が建造された。

5)これまでの調査船はデータを取り試料を集めるのが主であるが、本船ではそれらを船上で処理し、考え討論し、学説をまとめることを意図された。世界中の海を対象に研究分野は物理、化学、地学(地質、地球物理)、生物学(基礎生物学、水産学)等におよび、航海ごとに研究題目が変わり研究者が入れ替わる。そのため、良好な居住・研究環境や各種の船上実験室(含:低温・クリーン・RI実験室など)、船上におけるデータロギング・オンライン・オフライン処理機能の充実、各種の最新の試料採取設備、それを支える船内振動騒音・水中放射雑音の低減、精密電源、船首で波を切る際に発生する気泡を少なくし、かつ船底に潜り込まない船型、高い操縦性などを備えている。

 

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