資料名進水記念絵はがき 「くれない丸」
船名 | くれない丸 |
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船主名 | 関西汽船(株) |
造船所名 | 新三菱重工業(株)神戸造船所 |
船種 | 瀬戸内海観光船 |
製作年代 | 1959年(昭和34年)11月18日 |
製作者 | 新三菱重工業(株)神戸造船所 |
寸法 | 170mm x 110mm |
1)進水:1959年(昭和34年)11月18日
2)主要目:
全長=86.70m、垂線間長=80.00m、型幅=13.40m、型深さ=6.25m、満載喫水=約3.9m、総トン数=約2,800T、主機=Mitsubishi Kobe Sulzer 2cycle single acting supercharged diesel engine (6TAD-48)x1基 (連続最大出力:5,400BHP)、航海速力=18kts、最高速力=19.5kts、旅客定員=一等20名/特別二等136名/二等80名/三等591名、航路=阪神~別府/阪神~高松
3)「くれない丸」は1960年3月に就航、僚船として1960年9月に「むらさき丸」、1963年に「すみれ丸」「こはく丸」、1968年には「あいぼり丸」「こばると丸」が就航し、3000トン級客船は最大で6隻体制となり、阪神~別府航路(瀬戸内海航路)は、阪神と九州を結ぶ観光路線として多くの旅行客を別府温泉などへと運んだ。
4)1961年には当時実験途上であった造波抵抗の低減を図るためのバルバス・バウ(球状船首)のプロトタイプが「くれない丸」に装備され、「むらさき丸」との併走実験も行って、バルバスバウの商業船舶における効果を実証した(下記資料参照)。