資料名日本近世造船史(明治時代)
製作年代 | 1911年(明治44年)1月5日 発行 |
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製作者 | 造船協会(現、日本船舶海洋工学会) |
形式 | 本編:944ページ、挿入図:第1図~第186図、付図:第1図~第63図 |
寸法 | 本編:230mm x 160mm x 40mm、付図:260mm x 200mm x 30mm |
(1)1897年(明治30年)4月に創立された「造船協会」(現、日本船舶海洋工学会)において、近世における造船技術の進歩の変遷を記録しておくことは造船家の任務であり必要なことであるとして造船史の編纂が企画され、創立翌年の1898年(明治31年)12月に「造船史編纂趣意書」(下記PDF参照)が決議されて資料の収集が開始された。1906年(明治39年)10月には造船史編纂を委員会組織により実施することになり、「日本近世造船史」(明治時代)として1911年(明治44年)1月に発行された。本書の内容は基本的には明治初頭から明治40年までの記録となっている。また、本書は1911年(明治44年)2月に明治天皇へ献納されている。
(2)「日本近世造船史」(明治時代)の内容概要は次の通りである(詳細は下記PDF「目次」参照)。
第一編 海外交通とその影響および結果
第二編 帝国海軍
第三編 帝国海商
第四編 造船教育
挿入図:第1図~第186図
(3)本書別冊として「日本近世造船史付図」(明治時代)があり、各艦船の一般配置図、中央横断面図、主機関図が収録されている(第1図~第63図)。
(4)本書の全文PDFが国立国会図書館デジタルコレクションに登録されている(下記書籍名をクリックしてリンク)。