• 資料番号018024

資料名造船設計便覧(第4版)

製作年代 1983年(昭和58年)8月8日 第4版発行
製作者 関西造船協会編纂 (発行所:海文堂出版)
形式 単行本、本文1036ページ
寸法 A5版 (210mm x 148mm)、 厚さ 50mm

(1)当時我が国では造船設計に関する参考書は極めて少なく、簡便かつ実用的なハンドブックを期待する声が強かった。そこで、関西造船協会が協会の一事業として造船設計便覧を出版することになった。
協会では編纂委員会を組織し、4年の歳月を経て「造船設計便覧」(初版)が1960年(昭和35年)12月19日に発行された。
「造船設計便覧」は、原稿が個人の執筆よるものではなく、各造船所・各分野の専門家が集まり、各造船所の多年の経験や独自の創意による貴重な資料を公開し、委員会形式で原稿を作成したもので、最新の造船学や造船技術の進歩を十分に取り入れ、直ちに実際に役立つものとなっている。


(2)その後、「造船設計便覧」は造船学や造船技術の進歩発展や各種法規、規格等の改正に合わせ、初版に続いて次の通り改訂版が発行された。

「造船設計便覧発行履歴」

初版 : 1960年(昭和35年)12月19日発行
改訂版: 1968年(昭和43年) 8月 1日 発行(2年余の期間をかけて大半の内容が書き改められ、頁数も初版本の2割強の増加となった)
第3版 : 1976年(昭和51年) 3月10日発行
第4版 : 1983年(昭和58年) 8月 8日発行(関西造船協会創立70周年記念事業の一環として第4版が発行された)

(3)「造船設計便覧(第4版)」の内容概要は次の通りである(詳細は下記PDF「目次」参照)。

第1編 一般
第2編 材料
第3編 基本計画
第4編 船殻
第5編 艤装
第6編 海洋、港湾その他

目次


(4)参考資料
「造船設計便覧」の刊行に至る経緯、基本方針、共同作業等々についての解説文が、「航跡-船匠たちから次代への伝言-」(関西造船協会編)内の、「造船設計便覧-協会の歴史を飾る出版-」に掲載されている(下記PDF「参考資料」参照)。

参考資料

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