資料名「RR3C」関係資料
東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、日本造船研究協会「RR3C」関係の資料について整理し概要調査した結果を示す。
検索ID キーワード |
IMCO,液化ガス運搬船、危険物運搬船、安全性、流出油、造船研究協会、第3基準研究部会、構造設備分科会RR3C |
資料作成時期 | 1971年~1975年(昭和46年~50年) |
内容説明 | 船舶の巨大化、専用化、自動化が進み、その安全性の確立のための基準等の整備の必要性が増大していた。折しも国際的にも政府間海事協議機構(IMCO)での基準等の統一化の動きに積極的に対応していく必要があることから、昭和44年度に日本造船研究協会の中に基準委員会が設けられ、その下部には調査研究のための部会が設けられ、各部会毎に頭にRRの記号を 付けることとされた。 危険物専用船の安全に関する調査研究を行う第3基準研究部会(RR3)の下にいくつかの小委員会が設けられ、本資料はその小委員会の一つである「構造設備分科会」(RR3C)に関するものであって、この委員会で報告・審議されたものである。資料は欠番のものがあるものの概ね委員会ごとにまとめられていたので、資料の整理もこれに準じて、委員会ごとにサブナンバーを付してまとめている。詳細はリンクファイル「052139資料リスト」を参照のこと。 これらのリストのタイトルによると、当時IMCOの場でルール作りが進んでいたが、本分科会は構造設備に関する事項、特に液化ガスタンカーについて日本側の実質的な意見集約ならびに提案作成の場であったことが見てとれる。 |
リンク ファイル |
052139資料リスト(PDFファイル) |