• 資料番号052150

資料名「SR87」関係資料

東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、日本造船研究協会「SR87」関係の資料について整理し概要調査した結果を示す。

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キーワード
SR87、日本造船研究協会、海洋、明洋、動揺、横揺れ
資料作成時期 1965年~1966年(昭和40年~41年)
内容説明 日本造船研究協会のSR87部会の資料を収蔵する。SR87部会は、昭和40年度に「動揺の少ない船型の研究」(部会長:菅四郎氏)を実施した。この研究の内容について造研40年史によれば「昭和38年に竣工した海上保安庁の測量船「海洋」は、水槽試験の結果極めて横揺れの少ない船型であることが判明したので、この船型を原型として一連のシリーズテストを行い、(中略) 「海洋」及びそれと同型で喫水だけが異なる「明洋」の2隻について模型実験および実船実験を行い、「海洋」の横揺れの少ない原因の解明に努めた。また、これらの結果を解析し、横揺れに関係のありそうな因子を系統的に変化させた10隻の2次元模型船により、減衰、波による強制横揺れモーメント及び横揺れ角を測定し、どの因子が横揺れに対してどのような影響を与えるかの資料を得た。」と記されている。以下に収蔵資料の資料番号サブナンバーおよび概略内容を記す。詳細はリンクファイル「052150資料リスト」を参照のこと。

サブナンバー

-0001: SR87の報告書の原稿(原図)、昭41年3月9日、未完の箇所あり。船研が最終の取りまとめを行い、東大には未完の原稿が残されたと思われる。
-0002: 上記報告書の「5、系統的模型実験結果」のコピー。原稿よりもページ数が増えている。
-0003: 実験および解析データ、参考資料など多数。
-0004: 41年度性能関係研究テーマ選定のアンケートなど。SR87とは無関係のものと思われる。
リンク
ファイル
052150資料リスト(PDFファイル)

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