• 資料番号052173

資料名「復原性研究会・SOLAS(その2)」関係資料

東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、「復原性研究会・SOLAS(その2)」関係の資料について整理し概要調査した結果を示す。

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復原性件研究会、SOLAS条約、産官学協働、国際規則対応
資料作成時期 1959年~1960年(昭和34年~35年)
内容説明 ここで対象とする「復原性研究会」は昭和33年~35年に運輸省船舶局の主導で設置された産官学協働の委員会で、目的は1960年の「海上に於ける人命安全条約改正会議」に各国から提案された非損傷時復原性に関する改正案について検討を行い、かつ我が国の提案に関して協議するためのものである。第9もしくは10回から名称を区画復原性研究会と改め損傷時復原性についても協議している。(それ以前復原性研究会と区画研究会が併行して開催されていたと思われるが後者に関する資料は最終報告書を除いて存在しない)

この委員会は13回開催されたが、第1回と第3回の記録・資料は欠けている。第10回以降は区画復原性研究会となっている。時間の制限があったためと思われるが、会議はほぼ毎月開催されている。

第1回 開催日不明だが昭34年6月頃と推定される。資料なし。
第2回 昭34年7月6日(月)
第3回 不明 資料なし
第4回 昭34年8月29日(土)
第5回 昭34年10月1日(木)
第6回 昭34年11月25日(水)
第7回 昭34年12月18日(金)
第8回 昭35年1月28日(木)
第9回 昭35年2月23日(火)
第10回 昭35年3月 日時不明 報告書を作成審議

参加者は船舶局、海上保安庁、運研、NK,東大、船主協会、大手船社、大手造船各社
東大からは元良先生はほぼ毎回、加藤先生は随時参加。
造船各社は各国提案基準を適用した場合の試計算などを実施。
詳細はリンクファイル「052173資料リスト」を参照のこと。

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ファイル
052173資料リスト(PDFファイル)

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