資料名「水中翼船、ホーバークラフト」関係資料
東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、「水中翼船、ホーバークラフト」関係の資料について整理し取り纏めた結果を示す。
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水中翼船、Hydrofoil、ホーバークラフト |
資料作成時期 | 1958年~1972年(昭和33年~42年) |
内容説明 | 水中翼船(Hydrofoil)は船腹より下に装備された水中翼により、推進時、浮上させ水の抵抗を減らすことのできる船で、1900年代には、イギリス、イタリアなどで、開発されていた。日本では、1960年代に導入され、客船として近海、瀬戸内海などで運行された。
ホーバークラフトは、船体下部に設けられたエアスカート部に空気を送り込み船体を浮上させて走行する船で、イギリスで1877年頃開発されたが、波浪や強風などに弱く、また保守面で費用が多くかかる等のため余り普及はしなかった。日本では1967年(昭和42年)、九州の天草航路に採用され、1970年代には脚光を浴びたが、2008年(平成21年)には民間定期航路は全てなくなった。 上記のように、我が国で水中翼船やホーバークラフトが導入されたのは、1960年(昭和35年)、1967年(昭和42年)なので、調査は1958年(昭和33年)頃から始められている。 |
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