資料名「発電プラントバージ」関係資料
東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、「発電プラントバージ」関係の資料について整理し取り纏めた結果を示す。
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発電プラントバージ |
資料作成時期 | 1977年~1978年(昭和52年~53年) |
内容説明 | この発電プラントバージは60万KW用で、電源開発(株)からの依頼によって川崎重工業(株)が昭和52年(1977年)~53年(1978年)にかけて Feasibility Study を行ったものである。 発電プラントバージの設置場所は3か所(鹿児島湾、伊豆半島、沖縄)を想定して、その繋留方式は「チエーン繋留方式」と「テンション レグ繋留方式」の両方式で検討されている。 環境、気象、台風、津波などの問題について検討が加えられ、風洞模型試験も実施されている。 検討委員会は東京大学の元良誠三教授出席のもと開催されている。 発電プラントは当初60万KWステイームタービン方式(石炭炊き)で計画されたが、その後の技術開発に合わせて50万KWコンバインドガスタービン方式(軽油炊き)の採用に変更されている。 この変更こより大型ボイラがなくなり水線上の風圧面積が大巾減少する利点がある。 吃水は大きくなるが発電プラントの型式変更による繋留方式の設計条件変更は必要なしとされている。 収蔵資料の概要はリンクファイル「052262資料リスト」を参照のこと。 |
リンク ファイル |
052262資料リスト(PDFファイル) |