資料名「SR17」関係資料
東京大学旧船舶工学科が所蔵し、造船資料保存委員会に寄贈された各種資料のうち、「SR17」関係の資料について整理し取り纏めた結果を示す。
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SR17、日本造船研究協会、波浪中復原性、北斗丸 | ||||||
資料作成時期 | 1954年~1958年(昭和29年~33年) | ||||||
内容説明 | 日本造船研究協会の第17部会が昭和29~32年度に実施した、「船舶の波浪中における復原性に関する研究」(部会長 加藤弘)の、技術資料および最終報告書原稿を収蔵する。
この研究は造研40年史に、「海象状態の調査、海象と船の復原性の関係を研究して復原力の過小による海難を防止すると共に、従来の過度の復原力による速力の損失、運航性能の低下、経済上不利な船型の採用を防止することを目的に、日本近海における風速分布とその変動率計測、練習船「北斗丸」による北方定点付近における不規則波中の船の動揺と変動する風圧下の船の傾斜の測定、動揺性能に関する模型実験と実船実験との比較、風圧による転覆力、動揺減衰法、限界傾斜角等の研究を行い、これら全実験データの総合解析を行って復原性基準を作成、運輸省の安全法関係法令の改正に伴う復原性規則の制定に大きな役割りを果たした。」と記されている。広範囲かつ大規模な研究プロジェクトの全体像は、最終報告書の構成に見ることが出来る。 収蔵資料の概要を以下に記す。詳細はリンクファイル「052171資料リスト」を参照のこと。
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リンク ファイル |
052171資料リスト(PDFファイル) | ||||||